どうもです。お久しぶりです。 日々、元気に働かされております。
仕事の方は増~産 増~産と。お鼻の長い状態が続いております。
まぁ…こんなご時世に繁盛している事は大変有難い事です。
日々、自分にそう言い聞かせて過ごしております。
ある日。最近の日課となっているgoogle mapの旅をしておりました所ですね。
見つけてしまったのです。
2021年 5月1✖日 (土)
9:00頃 こりん星(死語) 発
あいにくの土曜日だけど、久々に一日フルに使える休日だ。
これを逃す手は無い。次は無いと思え! 今回もカブちゃんで行きます。
とりあえず、鹿野山を北から南へ抜ける。こっちのルートは久しぶりに走る。
二速で登らない! うおぉ…初体験だ。ローに落とす。20kmも出ていない。
SRさんならアクセル煽ってンダダダダっとクリアするんだが…
カブで走ると全ての山越えにドラマが発生するね。
今回はこのような細かい道を積極的に使って行こうと思います。(前半は…)
カブの速度に合っているので。どこに出るかはわからんのですが。どうにかなるさ。
もみじロードに入った。
昔のGSX-R750!!(多分油冷のやつ) 綺麗な車体だった。
多くのバイクと交叉した。
規制前の排ガスのいい匂い。峠の匂いだ。
白石峠手前、コーヒー休憩を。タバコも吸う。
ちょっとあちこちわけわからん道に突っ込み過ぎたおかげで押している。
そろそろ本気を出すか。ここからは一直線に行く!!
とにかく南下!黙々と走る。走り続ける。
俗に言うクソコラですな。
白石峠→県88→R128→R410を駆け抜ける。
ウォン15km/h巡航で少し早送り。
道中、マツキヨで買い物を済ませました。昼飯ですね。
で!R410に入ってからはgoogle map先生を見つつ、慎重に進行します。
進みすぎたり戻りすぎたり。迷子になりながらも遂に館山砂丘へ到達。
・・・・・・・・・。(開いた口がふさがらない)
これは…何だ? 砂丘??
壁だろう。これは。
航空写真では知り得なかった起伏が今、目の前に有る。
いやいや、あまりのインパクトにね。見た途端「うぇっ」なんて声が出ましたよ。
その後ちょっとぽかーんとしましたよ。子連れ一家が先に登って行ったけどさ。
正直なところ、これを登るのは怖いよ。途中で滑落する自信が有るもの。
写真より実物を見て頂きたい。多分、変な声を出すと思う。
あ、あとここに至る迄の道は砂ベースの砂利道です。でかいバイクだと怖いかもね。
案内看板等は一切無し。冒険気分を盛り上げてくれます。
砂壁直前はY字路でして。左は砂壁。右側も調査しました。
もう少し楽に砂丘入りできるルートが有るかも知れないし。(虚弱)
この道は死んでないかい?
どん詰まりは怪しい缶がたくさん放置された広場でした。
雰囲気が悪い。引き返そう。
と、こんな調子で。改めまして!
11:52 館山砂丘 到達
格安アクションカム 落ちる
走行中じゃなくて良かった。いや、さっきのダートを調査中に角度がおかしいとは思ったさ。購入時付属の両面テープではやはり脆弱ですな。いままでご苦労様。
さあ、登ろう。この砂の壁を。この先にはどんな風景が待っているのか。
一歩一歩、慎重に進む。
一歩一歩、ずり~っと戻る。三歩進んで二歩下がる状態が続く。
すごいよ。俺、今ムーンウォークしてる!!
なんて面白がってばかりではいかん。まずはこの壁を攻略せねばならぬ。
脳内でビリージーンが流れております。(マイコォの名曲)
半分程、登った所でコツが掴めた気がする。
爪先荷重だ。思いっきり爪先から砂に突っ込んでそのまま進む!
踵を踏み込めばずるーっと落ちる。爪先荷重なら落ちにくい。
普段とは真逆の歩き方。帰宅後に足の親指付け根がひりひりした。
これは登山テクニックなのか?最近、ハイキングでもやってみようかと考え中なのです。体力を付け直したいんですよ。調べてみよう。
で、登った先の風景がこちらです。
なんか、ラスボスが変身した感じ…
ホントに写真で無くて、現地を感じてほしいと思いますよ。
生の方がよっぽどインパクト有りますもん。
さっき越えた砂の壁が今度は二倍になっている訳ですよ。
まっすぐ行ってもスゴイ傾斜の小道ですもん。(全部砂)
どこに行こうがムーンウォークを強いられるのです。
大体ねぇ。傾斜がおかしいんだよ!
見て下さいよ!あの小さく映ったカブちゃんを!(第二の壁、中腹より)
何が砂丘だよ!! 丘ってもっと穏やかな感じじゃないのかぁ!?
俺が歩んだ道なんてアリ地獄から必死に逃れようとするアリのそれだろ!?
もう、絶対に明日か明後日は筋肉痛だぞ!?
愚痴っぽく書いていますが、
実際、滅茶苦茶楽しんでます。
もうね。にやにやしながらアリ地獄を進んでおります。
ここまで来たらてっぺんまで行くぞ!
俺は砂丘東側からのアプローチでしたが、西側から攻める方がいいと思います。
こっちはちゃんと丘です。壁じゃありません。
さて、眺めも良く静かだし野外メシにしようか。
隣にちょっとした岩場が有るので登る。高いとこは楽しいのだ。
レトルト五目御飯とマーボー茄子でやっつけマーボー丼を作る。
調理時間は短く、しかも安上がり。そしておいしい。
(俺はだいたいなんでもおいしく頂きます。食にこだわりは無い。)
蒸しています。ドピーカンの中、クッカーを見つめていたら日光の反射で目をやられた。チカチカする。業界用語で目玉焼きと言うやつですな。
景色を眺めているうちに治った。
もう蒸れただろう。さあ、食べよう。俺を癒してくれ。
適度な運動! 日光浴! マーボー丼!
食後の一服! いい景色!
我、整ったり…
これでまた…働ける…… 今はこういう事は考えてはいけないか。
本でも持って来ればよかったな。居心地がもう最高。
素晴らしい時はやがて去りゆき。下山しようか。でかけたら帰らなきゃね。
登りとは反対側の砂壁頂上より。
いや~しかしすごい地形だなぁ。面白いなぁ。じゃ、降りようかね。
ハイペースで行ったろ。
館山砂丘下り。感想は…
すぐに終わった。天然のエスカレーターだった。超らくちん!
あっと言う間にカブちゃんの元へ辿り着く。
一歩が四歩くらいに重力ブーストされている感じだ。
あぁ~ 堪能した~。このまま蒸発…はできないのでおうちに帰りましょう。
R410へ入り、北上します。
ちょっと変化が欲しかったので、脇道探検を交えます。
荒れ狂ってますねぇ。
この区間を抜けた先にこの先廃道通行止めの看板が有りました。
俺が侵入した道にはそんなもん無かったぞ?
いや、藪の中へ入った時はこの道は抜けているのか?と。思ったけども。
進めるし戻れる状況だったから突っ込んだよ。楽しんだよ。
行政は俺みたいなアホにも対応して欲しいな。なんちって。
さてと。いい時間なのでまっすぐ帰って一杯始めんべ。
あ、お米買っておかなきゃ。もうすぐ無くなる。
総括
走行距離 164km
活動時間 7・5h
移動速度 21.9km/h
燃費 82km/L(新記録?)
燃費が頭おかしい。ちゃんと記録は写真で取っていたはず。(多分)
計算間違いの可能性も有る。
晩酌しながら書いているせいなのか。もう少しの期間慎重に観察しよう。
しかしまあ。ガソリンの減らない子だね~
パワーオブドリーム!!
有難う御座いました。
完